換気・暖房・冷房・
除湿・空気清浄を一台で。
Comfohome(コンフォホーム)は、
高性能エコハウスを省エネルギーかつシンプルなシステムで快適にするために生まれた、
まったく新しい換気・空調システムです。
多くの機能性と高い操作性を備えながらも非常にコンパクト。
たった一台で、一軒まるごと換気・空調を徹底管理し究極の快適さを提供します。
世界中で採用され、3,000件を超えるパッシブハウスの快適な暮らしを支えています。
Comfohomeは、その様々な観点から得たフィールドレポートを活かした第2世代モデル。
さらなる性能向上のみならず、細やかで無駄のなき運転制御で環境負荷低減にも寄与しています。
床面積150m²のパッシブハウスをユニット1台でカバーできる高い性能が認められComfohomeは、Passive House Institute(PHI)認証を取得しています。
ドイツパッシブハウスする性能認定基準を満たす省エネルギー住宅です。
建物の性能を上げる事により、高性能の熱交換器による空調設備だけで、アクティブな冷暖房器具が不要であるという意味合いから『パッシブ(passive:受身の)』の名が付けられています。
パッシブハウスは気温が-20℃にもなる極寒の地でも、暖房なしでも過ごせるほどで、その省エネ性、断熱性、気密性は世界トップレベルです。
パッシブハウスの基準は世界各国の省エネルギー基準の中で最も厳しいと言われています。
パッシブハウス認定物件においてComfohome1台で対応できる性能は、 ①~⑤がすべて基準値内である必要があります。 |
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年間冷暖房需要(冬季) | 15kwh/m2以下パッシブハウス基準 | パッシブハウス基準 |
年間冷暖房需要(夏季) | 18~22kwh/m2以下パッシブハウス基準 | |
すき間相当面積 | 0.4cm2/m2以下パッシブハウス基準 | |
床面率 | 150m2以下Comfohome200性能基準 | Comfohome200性能基準 |
必要換気風量 | 200m3/h以下Comfohome200性能基準 |
冷暖房・除湿・換気。それぞれ別々の機器が分担してきたこれまでの仕組みとは異なり、Comfohomeは、すべてをひとまとめに引き受けます。
また可変バルブ機構により細やかな風量制御、外気が快適な場合には自動的にERV(全熱交換素子)を介さず直接部屋へ届けるバイパス機器も備えています。
Comfo膜の表面は細菌繁殖を抑制する抗菌加工が施されており、ISO規格の抗菌基準に準拠しています。
これまでの全熱交換素子の多くは紙素材を使っているため、湿気やカビが発生しやすく、ホコリなどを取り除くことが困難な環境にさらされるため、数ヶ月には交換または使用を停止しなければならず、衛生面やランニングコストが課題でした。
この課題を解決すべく生まれた高分子ポリマー製のZehnder独自の素材、Comfo膜は、湿気や熱に強く水洗いも可能で理想のエネルギー回収素材です。
Comfo膜のおもな特長 | |
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顕熱交換率80%、潜熱交換率48% | 高気密性 |
水洗い可能 | 細菌の繁殖を抑制する |
結露が生じない | 凍結予防度が0度より低い |
臭気、汚染物質、有害物質の浸透を防ぐ | 全熱交換率を長期的に維持 |
よりユーザーフレンドリーな操作を可能にしたシーンモード。在宅中や、より静かにすごしたい「静音」、外出のときは「外出」など場面を想定した運転をします。またシーンに応じた細やかなセッティングも可能です。
屋外の新鮮な空気(OA)は、室内排気(RA)とERV(全熱交換素子)内部で効率的にエネルギー(顕熱・潜熱)が回収・交換されます。さらにF7フィルター*で微粒子が取り除かれて室内へ給気されます。汚れた空気は熱回収後、屋外に排出されます。この際、還気(REC)は作動しません。
*0.4μm集塵率80%以上、PM2.5集塵率85%室内の汚れた空気や臭いなどを積極的に取り除きたいときに有効。還気(REC)が作動して最大600㎥/h という大風量で空気を動かし、F7フィルターで素早く空気を清浄します。このモードにおいて換気モードは作動しており、屋外からの新鮮な空気と交わりながら給気されます。
Comfohome だからこそできる機能。換気モードによって熱交換と空気清浄された新鮮な空気(OA)は、還気(REC)と交わります。そして給気される直前にヒートポンプ技術で効率的に冷却(または加熱)させ、空気を適温に調整して室内に給気します。ルームエアコンとは異なり、新鮮な空気を常に供給し続けることが可能なため、室内の空気を高品質に維持しながら冷暖房が行えます。
換気モードによって熱交換された新鮮な空気は、還気と交わります。そして給気される直前にヒートポンプ技術により最適な湿度まで除湿して給気可能。このとき梅雨時期など外気温があまり高くないシーズンにおいては、除湿による温度低下により肌寒さを感じてしまいます。それを防ぐために再熱機能を搭載*。これにより温度を維持したまま除湿ができます。また室内の空気品質を改善しながら、除湿を行えます。
*ヒートポンプ式・電熱線式が選択できます。換気モードの機能を止めて還気(REC)のみを作動させて行う冷暖房方式。急速に冷房・暖房を行いたいときに用います。ただし屋外からの新鮮な空気を取り入れないため長時間の利用はおすすめしません。
換気モードの機能を止めて還気(REC)のみを作動させて行う強制除湿方式。強制的に素早く除湿を行いたいときに用います。ただし屋外からの新鮮な空気を取り入れないため長時間の利用はおすすめしません。
最新の高性能ブラシレスモーターファンを採用しており、高い静粛性を確保しています。
さらにComfohomeは、換気風量で快適を実現できるよう開発されているため気流を感じにくく、静かで自然な空気を送り届けます。
※ 本製品の性能を最大限に発揮するには、適正なダクト計画及び施工が必須です。基本はつけておくだけ!
指先だけで家中まとめてかんたん操作。
Wifi設定で簡単アップデート
操作はタッチパネル式タブレットを採用。直感を大切にしたデザインで簡単に操作できるよう配慮しています。様々な機能を細かく設定できる画面構成、今の状態がひと目で分かる画面レイアウトなど、Comfohomeの機能をすべてこれだけで、お使いいただけます。また、運転状況をグラフで表示したり、インターネットと接続すればスマートフォンから温度などの状況確認や遠隔操作が可能です。
お手入れは水洗いでOK!
既製品のフィルターを交換するだけで
快適を維持してくれます。
Comfohomeは、運転状況、フィルターの目詰まり具合を判断して操作画面にフィルター交換時期をお知らせ。交換時期になったら専用フィルターを入れ替える簡単お手入れ*1で、煩わしい清掃、本体とダクト内をすべて機能を保つための最良の状態にできます。
またERV(全熱交換素子)は水で洗えて、繰り返し利用できます*2。
*1 交換時期の目安は約6ヶ月ごと。使用頻度により時期が異なる場合があります。その他のメンテナンスにつきましては取扱説明書にてご確認ください。 *2 メンテナンス時期の目安:約2年ごと。ハイデルベルクで現在進行中の世界最大のパッシブハウスの都市開発地区「バーンシュタット」。
2018年末の時点で2,450戸が完成し、人口は4,000人にものぼる。
北京初のパッシブハウス研究所(PHI)認証を取得した大規模パッシブハウスのマンションです。総建築面積約3.6万㎡、計10棟207戸がZehnder Comfohomeを採用されています。
ランニングコストは発生しますか?
定期的なフィルター交換や洗浄・清掃、メンテナンスの際にランニングコストが発生いたします。
フィルターの交換時期や洗浄・清掃の時期は使用状況によって異なりますが、半年~1年毎に行うことを推奨しております。
Zehnderとは、どんなブランドですか?
Zehnder Groupは冷暖房業界における世界的リーディングカンパニーです。
Zehnderはラジエーター、換気装置及び関連製品のブランドです。
Comfohomeとは、どんな製品ですか?
Comfohomeは、Zehnder Chinaにて、研究・開発開発されたヒートポンプ式全熱交換換気システムです。
換気と冷暖房。それぞれ別々の機器が分担してきたこれまでの仕組みとは異なり、Comfohomeは熱交換換気・暖房・冷房・除湿・空気清浄をひとまとめにできる画期的なシステムです。
Zehnder Chinaとは、どんな会社ですか?
1995年、Zehnderは、中国企業との合弁事業でZehnder Chinaを設立しました。
製品の開発、製造、販売を一貫して行っています。
生産においては、Zehnder独自の厳しい品質基準に加え、出荷前日本のPSE基準に基づく全量検査を実施しています。
性能においては、世界で最も厳しいと言われるドイツPHI(パッシブハウス研究所)で最初で唯一の給気冷暖房認証品です。
Comfohomeは、世界中すでに3000件以上の採用実績があり、製品の品質性能が実証されています。
※PDF形式で詳しいQ&Aをダウンロードします。
自動モード
操作に迷ったらこのモードを活用してください。
屋外の新鮮な空気の温度・湿度を読み取り、快適を維持するために必要な最良の運転を行います。
室内の温湿度は実際に生活する高さの範囲を検知。人が感じる温湿度にとても正確なため、より快適で新鮮な空気を提供します。